四條畷の風景「令和元年夏」

1分1秒に追われる生活をしてるわけでもないのに、慌しく四條畷の季節の移ろいを見たくても何故か遠い。
今日は7月に入ったわりに、暑さも弱いうちに田んぼの様子を見てきました。

稲は順調に育ち、緑が日に日に強くなっているように思います。画像の奥には、四條畷の高台から望める大阪市内のビル群が見えました。このような景色が見えるときに、大阪平野を実感します。
(↓上の画像と同じ位置から撮影した望遠画像です。)

田畑の中を少し歩くと、もう秋に向けて来年に向けて、実り始めているモノまでありました。

柿です。筆者は、柿の上で雨蛙が休んでいるところに出くわしたことがあり、そこから柿の青と雨蛙の緑の色にとても優しさを感じるようになりました。この柿の木は大きな木なので雨蛙が泊まるこはできないと思います。

一瞬、イチジクかと思ったら、近くでみると洋ナシでした。大昔は、栽培技術も未熟で日本の気候に合う品種も少なく美味しくない印象でしたが、一昔前から、山形で栽培されてるラフランスを食べてから、虜になりました。あの芳醇で爽やかな香りがたまりません。この洋ナシの木は、田んぼの中で野生的に植えてあるので、その年ごとに変化があります。

洋ナシのお隣は、日本の梨です。幸水かな豊水かな。この二つ以外は虫に食われいるモノも多く、自然は美味しいものは知っているのだなと感心します。

筆者の感覚では、こないだ収穫したばかりなのに、レモンの花が咲き、良い匂いは短い期間漂わせ、今ではもう青々としたレモンの実が付いています。これから、更に大きくなり、そこから黄色になるまで、まだまだ、自然の力に頼りたいところです。

始めは何か気付かなくて、これ何の実だ?と思っていたら、一番色付いた実を見て分かりました。ブルーベリーです。四條畷と同じ北河内の枚方でブルーベリー狩りの観光農園があるので、四條畷もブルーベリーの栽培に向いてるかもしれません。


夏野菜の代表格、トマトと茄子です。トマトはまだ色付いてませんが、収穫時期が難しい品種らしいです。なぜか?
ゴールデン桃太郎だから、トマトは真っ赤に近づけば近づくほど収穫ですが、ゴールデントマトは名前の通り、黄色に色付いた時が一番の食べごろです。この色を見極めて収穫しないといけません。もう、茄子はドンドン収穫したいところです。

そして文末に、筆者の一番のお楽しみは、スイカです。このスイカ畑の芽の白いフサフサを見るだけで愛おしくなります。
少し近づいて見てみましょう。

スイカの葉も生き生きとしてスイカ目線で見る風景もまた絵になります。
スイカの花をよく見ると


なんと、アリさんが受粉を手伝っているではありませんか?!
もう、理科の先生なら生きた教材を発見~!って感じです。スイカ畑のたった一つの花ですが、何かドラマを見ているように感じました。

これです!スイカの赤ちゃんです。まだまだ、実りたてで、丸くもありません。これから自然の力で受粉して丸々大きくなることを願いたいです。