春の訪れ

四條畷の町を自転車で、市役所に向かう途中、沈丁花の匂いが漂い。その香りの遠くの方にお茶を焙煎する芳しいが広がっていた。まだ、肌寒いが四條畷にも確実に春が近づいて来ていることを感じる。
四條畷の春を感じる為に、市役所からの帰り道は、少し路地を通り遠回りしてみた。四條畷は飯盛山の麓にあり坂の多い町だと、道から望める大阪平野が物語っている。
そろそろ一番頂上に近いところだろう付近に、住吉平田神社がある。

この神社への参道は、長い階段。アニメやドラマに出てくるような「心臓破り」と言う枕言葉が似合いそうな階段だ。

階段を登る途中、疲れて一休みすると、大阪平野が一望できる。
知名度はないが、地元の住民には愛されていることが復興事業から伺える。
この住吉平田神社から、少し南に下ったところに、飯盛山の登山口にも近い、四條畷神社である。
今年も3月24日に「楠公まつり」がある。
新木本住宅に楠公まつりのポスター貼ってます。

四條畷神社の境内に上がると地震と台風の影響がこんなところにあったのかと実感することがありました。
四條畷神社の手水舎の屋根が展示されてます。

地震に耐えても台風にも耐えても、台風の倒木が直撃したようです。
それでも四條畷神社がから見る景色は、四條畷で一番の絶景ではないかと思う。
遠回りした可愛い旅路も事務所への帰路になりました。
行きは、沈丁花から茶の香り。帰りは、春の訪れを告げる清々しい白梅の香りに包まれていました。

まだ、八分咲きといったところでしょうか。これから一番の見頃に近づくでしょう。
平成最後の春。四條畷からの風景の1コマです。