マカオ・エピローグ

マカオに行って思った事、マカオになら住める。筆者の判断基準は、その都市に住めるか住めないか。ここ四條畷も何気なく住んですが、世界規模で見ても日本規模で見ても、とてもイイところだな。これが筆者の思い。

筆者がこれまでに、旅行先で住んでも良いと思ったのは、ハワイ、オーストラリア、中国の杭州、マカオ。
その共通点は、まず、ある程度の都市化が進んでいる。次に、住宅街の近くに自然がある。治安が良い。水質が良く水の心配がない。気候が良い。空気がキレイ。住民の幸福度が高い。文化の香りがする。歴史がある。物価が安い。
もちろん、これらを全て満たすのは、難しい。でも、トータルで見てこれらを多く含んでいるところが、良いところだと思う。

それを感じたのは、中国の杭州、初めて外国で住んでも良いと思った。それを同行の知人やガイドに伝えたら、中国の諺を教えてくれた。「天に極楽あれば、地に蘇州杭州あり」と言われるほどだった。実際の統計でも、中国一、住民の幸福度が高く、都市の中で犯罪率が低い。西湖を初めてする複合遺産がある。教育や医療も発展している。
ハワイやオーストラリアなどは、物価こそ高く。食文化が乏しいが、他の面では充分だ。
今回のマカオは、何を感じたか。上記に挙げたこと以外に「英語も言語の1つなんだな」。
筆者は英語圏に行くより、英語圏以外のところで英語の大切さを感じて、帰国の度に英語を勉強しようと思う。その度に挫折するのだが、英語熱が冷めると同時に、日本語を母国語にできてる有難味を実感する。
それに、今回のマカオは、観光産業の人は英語できますが、それよりもポルトガル統治下の影響で、標識などには、漢語とポルトガル語の表記でした。ポルトガル系の住民やラテン系の言語を聞く度に「なるほど」と納得したものです。昨今では、アメリカの大統領選挙などでヒスパニック向けにアメリカ英語ではなくスペイン語などで演説するニュースを聞きます。それを思い日本の価値観や英語を通して世界を見ること以外に、目を向けることを学べた気がします。

さて、そんな世界的な知名度のある都市を比べるのは気が引けますが、この四條畷周辺を見ても、車で一時間も行かない内に、奈良や京都に行け。世界遺産や国宝の宝庫であり、日本に4つしかない国立博物館が2つもあります。大阪に行けば、日本第二位の都市圏。教育研究機関も充実してる。春日山原始林は世界遺産にもなってる。
高度に発展してた都市があって、世界的な文化遺産自然遺産があって、伝統と歴史があり、教育医療もある。こんなところは世界を探しても、そんな多くない。冬にはスキーを日帰りで行け。夏にはマリンスポーツも日帰りで行ける。今流行のイルミネーションもプロジェクションマッピングも近くで見れて、USJだって簡単に行ける。
伝統芸能の習い事も、ありとあらゆるジャンルの家元が京都奈良大阪にあって。世界からガンの治療にワザワザやってくる病院や名医がいる。世界に3つしか現存しない曜変天目茶碗も大阪の藤田美術館と京都の大徳寺龍光院にある。

地域の持っている魅力をあげれば、キリがない。

海外に行って、改めて日本の良さや自分たちの住んでる地域の良さに気付く。そんな「良さ」を活かして、「良い」ご縁が地域の方やお客さまと築けていけることを願ってます。

次号

No.1「LCCで関空からマカオへ」