スーパーの選び方

第10回のタウン情報は、スーパーの選び方です。四條畷と大東には色々なスーパーがあります。地方の田舎や大都会では、案外、スーパーの選択肢はないものです。また、高級住宅地が広がる地域でも、ハイクラスなスーパーや駅前のデパートしかなく、庶民的な価格帯のスーパーがなかったりします。自分にあった買い物ができるスーパーを見つけると生活の質が随分と向上するものです。ここでは、特定のスーパーのご紹介よりも選び方をレクチャーしたいと思います。ベテランの主婦にとっては当然でも、一人暮らしを始めた新人さんや若い主婦に興味を持ってもらえると幸いです。

スーパーを選ぶときの大きな基準は「肉か魚」です。世間で肉も魚も悪いスーパーは潰れるなんて言われます。そんなスーパーでも深夜まで営業していたり、食料品以外のモノも取扱いしてたり、他のサービスで魅力的だったりしてます。

プロや評論家がオススメする見極め方は、チーズの種類が多い。チーズは食品の中でも嗜好品に近く、特に輸入チーズなどは、その性質が高まります。チーズの回転の速いスーパーは、他の生鮮食品の回転が速く総合的に良い買い物ができるケースが多いです。しかし、チーズに力を入れるような地域や店舗は、格安スーパーでないことが多いです。

肉と魚以外では、野菜に強い弱いがあります。格安スーパーにありがちですが、業務用や大家族向けのスーパーでは、確かに安くはありますが「量が多く」中国産であることも多いです。中国産でも中国産と明記してるスーパーは良心的ですが、安いことを強みに産地表示をしてないスーパーも多いです。そのようなスーパーは、他の商品でも安さばかり売りで安全性や安心度の低いスーパーであることが多いです。

筆者の個人体験談ですが、ある大型の外資系スーパーは、出口付近に過去にそのスーパーで販売したリコールの製品の告知が数件見えます。一見、親切そうですが、日本人の感覚からすれば、回収が必要な商品がこんなにあるものかと驚きます。また、リコール商品をこんなに販売したのかと更に驚きます。しかし、多くの人は、リコール情報が掲げられてることも、リコール自体あることも知らない人がほとんどです。「契約書の小さな文字」に大切なことがあいてある。テストに出題されることは「教科書の注意書き」など。人が見向きもしない、気にしないようなところに、良し悪しが判断できることがあります。

自分にあったスーパーの見つけ方は、自分の好きな嗜好品が充実してる店舗。チョコレートの好きな人はチョコレートの充実したお店。そのスーパーのバイヤー担当さんと感性が似てるかも可能性が高いです。逆に自分の好きな嗜好品が品揃えが悪い、それらの二級品三級品しか置いてない店舗は、他の商品も同様であることが多い。
筆者は、お茶と果物と調味料を見ます。

お茶(茶葉)は、飲んで(買って)見ないと分からない。100g1000円で不味い茶葉を売るお店はNG。100g600円で美味しい茶葉を売る店は、他の商品もコストパフォーマンスが良い時が多い。
果物は、旬の果物を置いてるだけではなく、糖度の表示のあるお店。糖度表示をする商品は店頭に並ぶまでに誰かが味見をして糖度を測っている。そのようなお店は、他の商品も試してる可能性が高い。
調味料は、保存期間が長いです。不良在庫になる時間的なリスクが低いです。それなのに充実してない店舗は、お客さんの方を向いてない可能性が高い。調味料は少ないコストで食卓にバライティーを豊富にさせます。

加工食品で本物を置いてない。例えば「とうふ」。スーパーに行けば種類は豊富ですが、1つも本物が置いてないようなスーパーはダメです。いくら「手作り」を謳った商品でも消泡剤の使用や凝固剤(にがり)に硫酸カルシウムなどを使う豆腐を主力に売る店は、お客さんに良いと思わせて買わせようとしてる思惑がみえる。
「とうふ」なら、大豆、凝固剤(塩化マグネシウム)のみ商品を1つは置くお店を選ぶ。また、そのような豆腐を主力で売る店は消費者の方を向いている。

みりん風調味料だけでなく「みりん」も売っている。その「みりん」も「三河みりん」まで売ってるお店は尚良い。そのお店は「千鳥酢」も売っている可能性が高い。

醤油も原材料が、大豆、小麦、食塩だけでできてる商品を1つは置いてある。

多くの人は、安くて良いものを買いたいと思う。それは消費者の当然の心理です。しかし、商売人はプロです。それを逆手に取られないで、自分にあった買い物をできるスーパーを上手に使い分けれるようになるセンスを身に付けると生活が豊かになれると筆者は考えています。